● こども探検部 ・・・ きさいち植物園で1年間だけの期間限定活動をされていたことろに、代表岩渕が参加したのが初めの出会い。大切にされてきた『センス・オブ・ワンダー』という精神は、そのまま受け継がせていただいています。
● はだしっ子 ・・・ かつて交野市で活動されていた自主保育グループ。いしころえん立ち上げの際は、当時の活動の様子をお話しいただき、同じ思いに胸を熱くしたのをおぼえています。「手を出さない」「口を出さない」「目をはなさない」というコンセプトや、ミーヨン著の詩『ころぶ』も、そんな先輩から受け継いだ宝ものです。
● 植物園ファンクラブ ・・・ 「こども達にまるごと残そう、植物園。」を合い言葉に活動している団体です。ベンガラ染めや春の野点会など、植物園でのステキなイベントを共催させてもらったりも♪
● 交野里山ゆうゆう会 ・・・ 交野の里山保全をおこなっているボランティア団体。ゆうゆう会の皆さんの温かいまなざしのなかで、安心して活動することができております。いしころえんの入園式・卒園式の看板やお誕生会の丸太のケーキの作成にもご協力いただきました。卒園式にいただいた手作りのペン立てと竹笛のプレゼントには、子どもたちも大喜び!このような地域の方々とのつながりをこれからも大切にしていきたいです。
● 『いまここにいるよ』ミーヨン著/偕成社 ・・・おとなになってみないとわからないもの、子どもでないと感じられないものを、おたがいにもらい合い、世界をひろげてゆく―「いしころえん」の名前の由来にもなった『ころぶ』が掲載されているエッセイ集。はじめに出会ったのは、はだしっ子のパンフレットでした。当時の自分たちの気持ちと重なり、心をギュッとわしづかみにされたのでした。今でも読むと初心に立ち返ることができます。偕成社ご担当者様、ミーヨン様、いしころえんのホームページ及びパンフレットへの掲載を快く承諾してくださり、ありがとうございました!『ころぶ』はこのページ下に掲載しております。ぜひ読んでみてくださいね。
● 岸本助産院・・・ いしころえん児には岸本先生にとりあげられた子たちがたくさん!助産院別館「きさいち邸ー産巣日」はいしころえんの事務局が置かれています。
● 交野市・・・平成28年度の交野市まちづくり市民提案型事業の補助金に採択され、こちらのホームページとパンフレットを作成することができました。ありがとうございました。また、平成2018年1月に開催されました「市長と語る会」では、いしころえんの方針、活動に丁寧に耳を傾けていただきました。2021年4月には交野市自然保育推進交付金が新設され、交野市内の対象フィールドでの活動に交付金をいただけるようになり、ようちえん組の活動を経済面でも力強く支えていただいています。
「いしころえん」の名前の由来にもなった『ころぶ』という詩をご紹介します。
子どもたちの出会う驚きや発見、仲間との衝突や悔しい気持ち。
すべての一瞬をからだいっぱいに感じてほしい!
私たちは、葛藤と希望とともに、彼らと見る新しい景色がとても楽しみなのです。
ころぶ
ごろごろころがり落ちて行く石ころを、
ゆくさきなど考えることもなく追っていくこども。
そのうしろで、
不安で声をかけずにはいられないおとな。
気をつけて!ころばないように!
石ころのように、階段からころがり落ちて、
最後の段で仰向けになって対面する空。
空からふりおちる雨に遭遇する。
模様の入った、真昼の白い月に遭遇する。
怒鳴るかみなりに遭遇する。
ころんだ傷跡がぎしぎし痛む。
身体を起こし、地面と垂直になる。
石ころを、また追っていく。
ころんでみて初めて見える世界がある。
ころんでみないとわからない世界がある。
気をつけることが多すぎていやになる。
気をつけてと言いすぎていやになる。
ころんだら痛いから気をつけてほしいけれど、
ころんだことのない人間になってほしいわけではない。
(いまここにいるよ 偕成社 ミーヨン著より)